ハードディスク・SSDのデータ復旧と「データ取り出し」について

パソコンが正常に起動しなくなった時、最初に考えるべきことは「修理」よりも「データの安全」です。写真・動画・仕事の書類・会計データ・メールなど、データは買い替えがきかない大切なものです。パソコン本体は買い替えや部品交換ができますが、データは失えば戻らない場合があります。

そのため当店では、状況によっては「直す」より先に、データが取り出せるか(守れるか)を優先して判断します。進め方を間違えると、取り出せたはずのデータが取り出しにくくなることがあるためです。

データ復旧が必要になりやすい症状

  • 電源は入るがWindowsが正常に起動しない
  • メーカーロゴの後に真っ暗になる/先へ進まない
  • 青い画面(ブルースクリーン)が出て止まる
  • 黒い画面でエラーメッセージが表示される
  • デスクトップ画面まで行かない/途中で固まる

このような状態で大切なデータがある場合、自己判断で修復を進める前に「データを守る」視点で優先順位を決めることが重要です。

ハードディスク(HDD)とSSDの違い

パソコンの記憶装置は主にハードディスク(HDD)SSDの2種類があります。最近はSSDが主流ですが、ハードディスクのパソコンも今でも使われています。どちらもデータ復旧・データ取り出しの対象です。

  • ハードディスク(HDD):回転する部品を使って記録する方式
  • SSD:半導体メモリに記録する方式(高速)

壊れ方/見分け方/復旧の難しさが異なるため、HDDかSSDかを把握することが大切です(分からなければ、分かる範囲で大丈夫です)。

障害の種類:論理障害と物理障害

記憶装置のトラブルには主に論理障害物理障害があります。どちらかで、作業内容・成功率・費用が大きく変わります。

論理障害とは

データ自体は存在しているが、管理情報や構造が壊れて読み取れない状態です。ブルースクリーンなどで起動できない場合でも、論理障害が原因のことがあります。

物理障害とは

記憶装置そのものが故障している状態です。物理障害は通電や操作で悪化することがあり、復旧率が下がる原因になります。

見分け方の目安(HDDとSSDで違います)

ハードディスク(HDD)の物理障害で出やすいサイン

  • 「カチカチ」「ガリガリ」など異音がする
  • 回転音がしない/途中で止まる
  • 認識しても読み込みが極端に遅い

異音がある場合は操作を止めることが大切です。通電を繰り返すほど状態が悪化する可能性があります。

SSDの物理障害で疑うサイン

  • 別のパソコンにつないでも認識しない
  • 認識までに異常に時間がかかる
  • 本来の容量より極端に小さく表示される

SSDは音が出ないため、見た目で判断できません。SSDが触れないほど熱を持つこともありますが、分解しないと分からない場合が多く、一般の方が判断するのは難しいです。上のような兆候がある場合は電源を入れ続けないのが安全です。

論理障害でよくある表示(例)

  • 「フォーマットしてください」と表示される
  • 「ファイルまたはディレクトリが壊れているため読み取りできません」
  • 起動エラー(青い画面/黒い画面のエラーメッセージ)

やってはいけない行動(データが大事なら特に重要)

  • 何度も電源を入れ直す
  • 意味が分からないままコマンドを実行する
  • チェック系の処理で負荷をかけ続ける
  • 分解に慣れていないのに内部を触る

重要:

大切なデータがある場合は、まず状況を整理し、優先順位を決めてから進めるのが安全です。「もう一回起動すれば…」と試したくなる気持ちは分かりますが、通電や操作を増やすほど取り出しにくくなることがあります。

SSDは「状態判断」も「取り外し」も難しいことがあります

ハードディスクは状態の目安を見られることがありますが、SSDはその情報だけでは正確に判断できないケースが多くあります。さらに最近のノートパソコンは、裏蓋が簡単に開かず、内蔵バッテリーで安全対策が必要な機種も増えています。

また機種によっては、SSDが基板に固定されていたり、取り外しできない構造のものもあります。代表例として、一部の薄型機種やSurface系などは、一般の方が無理に触ると悪化させるリスクがあります。

暗号化(回復キー)が関係するケース

最近のSSDでは暗号化が有効になっていることがあります。この場合、回復キーが無いとデータの取り出しが難しくなるケースがあります。まずは状況を整理し、必要な情報の確認から進めます。

世間の相場感(目安)

データ復旧は障害の種類や重症度で幅が大きく、基本は見積もりになります。目安として論理障害は数万円台から物理障害は10万円以上になることもあります。SSDはHDDより難易度が上がるケースがあり、物理障害では高額になりやすい傾向があります。

  • ハードディスク(HDD):軽度(数万円台〜)/中度(〜10万円台)/重度(10万円以上の見積もりになりやすい)
  • SSD:論理障害(数万円台〜)/物理障害(10万円台〜20万円以上の見積もりになりやすい)

当店では、いきなり作業に入るのではなく、まず状況を整理して「今やるべきこと/やらない方がいいこと」を明確にします

まずは状況を教えてください

ご相談は無料です。ハードディスクかSSDか、物理障害か論理障害かで進め方が変わります。分からないまま進めず、まずは状況を教えてください。

内部リンク:データ移行の案内(URLは後で差し替え)

内部リンク:写真・動画など大切なデータのバックアップ(URLは後で差し替え)

内部リンク:システムバックアップ(丸ごとバックアップ)(URLは後で差し替え)

よくあるご質問(FAQ)

Q. 何度か電源を入れ直してしまいました。もう遅いですか?

A. 状態によって変わります。大切なデータがある場合は、これ以上の通電や操作を増やさず、いったん状況を整理するのが安全です。

Q. 「フォーマットしてください」と出ます。押していいですか?

A. 基本的に押さない方が安全です。データが必要な場合は、まず状況確認が優先です。

Q. ハードディスク(HDD)とSSDでは、復旧の難しさは違いますか?

A. 違います。HDDは異音など兆候が出ることがありますが、SSDは兆候が分かりにくく、暗号化などの要因もあり難易度が上がることがあります。

Q. 自分でコマンド操作をしても大丈夫ですか?

A. 意味が分からないまま行うのはおすすめできません。作業によって状態が悪化し、取り出しにくくなることがあります。

Q. どんな情報を伝えれば話が早いですか?

A. できれば「症状(青い画面/黒い画面/ロゴで止まる等)」「パソコンのメーカーと型番」「HDDかSSDか分かる範囲」「大切なデータの種類(写真/仕事等)」を教えてください。

Q. 相談したら、すぐ作業を頼まないといけませんか?

A. 大丈夫です。まず状況を整理して、優先順位と進め方を確認します。ご相談の段階では費用はかかりません。

まずは状況を教えてください

このページでは伝えきれない当店の対応方針、ご相談の流れ、対応地域などはトップページにまとめています。初めての方は、まずこちらをご覧ください。

エヌシーオー 代表 西村 淳(あつし)

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