ドコモ光切り替え後、突然ネットがつながらない。PR-400KIとBuffaloルーターで起きた原因と電話+LINEでの解決事例|京都市中京区

この記事で分かること
- ドコモ光切り替え後に突然インターネットがつながらなくなる原因の考え方
- PR-400KIのPPPランプ消灯が示していた本当の意味
- Buffaloルーターに表示されるIPoE/OCNバーチャルコネクトの正体
- 設定より先に確認すべき配線と機器の役割
- 訪問せず、電話とLINE(写真)だけで解決した流れ
- IPv6(IPoE)方式とは何かを、子どもでも分かるように理解できる
ご相談内容:年明けから突然インターネットがつながらない
今回のご相談は、京都市中京区のお客様からの「今まで普通に使えていたインターネットが、突然つながらなくなった」という内容でした。
パソコンはデスクトップ1台、OSはWindows 10。
接続はWi-Fiではなく、有線LANで利用されていました。
回線は、フレッツ光からドコモ光へ切り替え済みで、切り替え時に光電話は廃止されています。
「2週間ほどで切り替わる」「特に何もしなくてよい」と案内を受けていたものの、1月4日以降からインターネットが不安定になり、最終的には接続できなくなった、という状況でした。
最初に行ったこと:機器の再起動(電源の入れ直し)
まず最初に行ったのは、基本的な切り分けとしての再起動です。
- NTTの機器(PR-400KI)の電源を抜く
- Buffaloの無線ルーターの電源を抜く
- しばらく待ってから、順番に電源を入れ直す
インターネットトラブルでは、この電源の入れ直しだけで改善するケースも多いため、最初に必ず確認します。
しかし今回は、再起動後も状況は変わらず、別の原因を探る必要がありました。
今回の機器構成を整理する
現地訪問や遠隔操作は行えない状況だったため、今回は電話での聞き取りと、LINEでの写真のやり取りを中心に確認を進めました。
- 回線:ドコモ光
- プロバイダ:ぷらら
- NTT機器:PR-400KI(フレッツ光時代から継続利用)
- 無線ルーター:Buffalo WXR-1500AX(数か月前に設置)
PR-400KIとBuffaloルーターはLANケーブルで接続されており、パソコンはPR-400KI側に有線でつながっていました。
配線や役割が分からないのは、実はよくあること

重要:多くの方は、ご自宅のインターネット配線が「どの機械から始まり、どれがどの役割をしているのか」を正確には把握されていません。
光回線の工事は業者が行い、NTTなどからレンタルされている機器と、自分で購入・設置した無線ルーターが混在するため、分からなくなるのはごく自然なことです。
今回のようなトラブルは、「自分の家のネット環境を改めて理解するきっかけ」になることも多く、次回以降に同じことで困らないための大切なポイントになります。
手がかり:PR-400KIのPPPランプが消えていた
確認を進める中で、PR-400KIの前面ランプにあるPPPランプが消灯していることが分かりました。
これは、PR-400KI自身がインターネット接続(PPPoE)を担当していない可能性を示しています。
Buffalo管理画面で分かったこと
次に、Buffalo WXR-1500AXの管理画面にログインし、状態を確認しました。
すると接続状態は「接続済み」となっており、画面内にIPoEやOCNバーチャルコネクトといった表示がありました。
IPoEとは何か

重要:IPoEとは、IDやパスワードを入力しなくても、回線側が対応していればルーターが自動的につながる方式です。
最近のドコモ光では、このIPoE方式(IPv6)が標準的に有効になるケースが増えています。
ここから詳しく:IPv6(IPoE)方式を子どもでも分かるように説明します
今回のトラブルの理解には、「IPv6(IPoE)」という仕組みを知っておくと、とても分かりやすくなります。
ただ、言葉が難しく感じるので、ここでは小学生でもイメージできるように、たとえ話で説明します。
インターネットは「道路」、あなたの家は「住所」を持っている
インターネットを、車が走る道路だと思ってください。
そして、スマホやパソコンは、道路を走る車です。
車がどこかへ行くには、「住所」が必要です。
インターネットの世界の「住所」にあたるのが、IPアドレスです。
IPv4とIPv6の違いは「住所の数」
昔から使われていた住所の方式がIPv4(アイピーブイフォー)です。
でも、インターネットを使う人や機械が増えて、IPv4の住所が足りなくなってきました。
そこで登場したのが、住所をものすごくたくさん作れる新しい方式のIPv6(アイピーブイシックス)です。
ざっくり言うと、IPv4は「住所が足りない時代の仕組み」、IPv6は「住所が無限に近い時代の仕組み」です。
PPPoEは「鍵(IDとパスワード)で門を開ける方式」
昔の光回線では、インターネットにつながるために、毎回「門」を通る必要がありました。
その門を開けるために必要だったのが、IDとパスワードです。
これがPPPoE(ピーピーピーオーイー)という方式です。

重要:IPoEとは、IDやパスワードを入力しなくても、回線側が対応していればルーターが自動的につながる方式です。
IPoEは「門を通らず、広い道路にそのまま出られる方式」
一方で、最近増えているのがIPoE(アイピーオーイー)という方式です。
これはイメージとしては、「門を開ける必要がなく、最初から広い道路につながっている」ような方式です。
だから、ルーターが対応していれば、IDやパスワードを入れなくてもインターネットに出られるように見えます。

重要:IPoEは「ID・パスワードなしで自動接続に見える」方式です。
「OCNバーチャルコネクト」ってなに?
ルーターの画面で「OCN」と出ると、「プロバイダがOCNに変わったの?」と不安になることがあります。
でも、今回出ていた「OCNバーチャルコネクト」は、プロバイダ名というより、IPv6の大きな通り道(接続の仕組みの名前)として表示されることがあります。
たとえるなら、「この道路は○○高速道路ですよ」という道路名が表示されているようなものです。
つまり、OCNの契約に変わったと決めつける必要はありません。
IPoEだと「PPPランプ」は関係なくなることがある
PR-400KIのPPPランプは、PPPoE方式のときに分かりやすいランプです。
しかし、IPoE方式が主役になっている構成では、PPPランプが点かないことがあります。

重要:PPPランプが消えていても、IPoEで別の機器(今回ならBuffalo)が接続を持っていれば、インターネットは使える場合があります。
IPoEにも「できること」「できないこと」がある
IPoEは便利ですが、状況によっては注意点もあります。
よくある注意点
- 古いルーターだとIPoEに対応していないことがある
- 特殊な設定(ポート開放など)が必要な用途では確認が必要な場合がある
- 会社のVPNなど、環境によって相性が出ることがある
ただ、一般的な「Web閲覧」「YouTube」「LINE」「メール」などの利用では、IPoEで問題なく使えるケースが多いです。
解決:LANケーブルの刺さり先を変更
ここで行ったのが、パソコンのLANケーブルの刺し替えです。
パソコンのLANケーブルをPR-400KIから抜き、Buffalo WXR-1500AX側へ接続してもらいました。
結果、特別な設定を行わなくても、すぐにインターネットが復旧しました。
なぜ刺し替えだけで直ったのか
今回の原因は、設定ではなく役割のズレでした。
ドコモ光への切り替えと光電話廃止をきっかけに、PR-400KIがインターネット接続の役割を持たなくなり、BuffaloルーターがIPoEで接続を担当する状態に変わっていたのです。
パソコンが正しいルーター(Buffalo)を経由していなかったため、通信できなくなっていました。
電話とLINEでのサポートについて
今回は訪問や遠隔操作は行わず、電話での説明と、LINEで送っていただいた写真を見ながら、一緒に状況を確認しました。
配線写真やランプの状態を共有していただくことで、現地に行かなくても十分な切り分けが可能でした。
その過程で、お客様にも「どの機械が何の役割をしているのか」を丁寧に説明し、ご理解いただけたことも大きなポイントです。
まとめ:今回をきっかけに、次は困らないために
今回のトラブルは、機器の故障ではなく、「どの機器がインターネットの出口になっているか」が変わったことが原因でした。

重要:回線変更や光電話廃止、新しい無線ルーターの追加が重なると、今まで通りの配線でも通信できなくなることがあります。
こうしたトラブルは、配線と役割を理解する良い機会でもあります。
今回のように一つずつ整理して確認すれば、訪問せずとも解決できるケースは少なくありません。
「何をすればいいか分からない」段階からでも、状況を一緒に整理しながら対応していますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
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