フリーズ(固まる)(応答なし)する。東芝デスクトップパソコン。デスクトップ画面出て、約5分でフリーズ|京都市伏見区
フリーズ(固まる)して、その後、なにも操作を受け付けないので、電源切るしかない。
電話でのご相談
デスクトップ画面が出てきてから、だいたい5分ぐらいで、応答なし(フリーズ)するという症状。
そんな症状でお困りでお電話いただきました。
まずは、お電話いただいたからといって、即ご依頼とは思っておりませんので、当店でお役に立てるのかどうかを判断するために、お電話で、色々お聞きします。
デスクトップパソコンで、パソコンの型番をお聞きしましたところ、
東芝 DynaBook(ダイナブック)REGZA PC D712/V7GG
型番:PD712V7GBHG
だということで、テレビが観れる、性能も高く、その当時の購入価格も20万ぐらいする良いパソコンです。
2012年ごろ、ヤマダ電機で購入されたそうで、今が2018年なので、約6年ご使用。
しかし、一年に一度ぐらいしかお使いにならないということで、年賀状の時期ぐらいしか使われないそうです。
電話相談で行って頂いた事
とりあえず、お電話で、お教えして、行っていただいたことは、次のことです。
1,タスクバーで、右クリックを行い、タスクマネージャーを選び、スタートアップというタブの中の常駐プログラムをすべて無効にして、再起動をしてみてください。
ということをお教えしました。
デスクトップ画面が開いてから、約5分ぐらいでフリーズする(応答なし)になるということでしたので、先ほどのスタートアップの常駐プログラムをすべて無効にしたら、その5分というフリーズまでの時間が少し長くなるのかどうかを確認していただくためにお教えしました。
その時は、お出かけ前だということでしたので、夜にでも行ってみますとおっしゃられましたので、その時は、それで電話でのお話しが終わりました。
そして、次の日、お電話くださいました。
結果は、スタートアップの常駐プログラムをすべて無効にして再起動しても変化はなかったとのこと。
できればなんとかパソコンが使えるようにしたいし、年賀状の住所録もバックアップを一度もとっていないので、バックアップも取りたいというご希望で、ご依頼くださいました。
その日のうちにお伺いさせていただきました。
ご訪問して行った事
ご訪問後、パソコンの状態を確認し、おっしゃると通りの症状を確認しました。
デスクトップ画面上には、なにかおかしなアプリケーションなども動いている形跡はなかったですが、ただ、デスクトップ画面右側に、デスクトップ画面が出てすぐに、フワッと一瞬、なにかセキュリティーソフトらしきものが出て、すぐに消えました。
そのセキュリティーソフトらしきものの名前を確認しましたら、「Webroot SecureAnywhere」
アメリカのウェブルートという会社のセキュリティソフトです。
パソコン購入されたのが、ヤマダ電機で、このセキュリティーソフトは、ヤマダ電機が販売しているものです。
お客様にお聞きすると「入れた覚えはないのですが・・・。」というお答えでしたが、パソコン購入時に、ヤマダ電機の販売員さんから言われるがままに購入されたのかもしれません。
この Webroot SecureAnywhere
「一度インストールすれば、後はおまかせの軽快なウイルス対策ソフトウェア!作業の邪魔をしたり、100%クラウドの活用によりスローダウンを生じることなく、常に脅威から守ります。」
という風にインターネットで調べると書いてはありますが・・・。
実は、今回のお客様のパソコンが、フリーズするということの原因は、この Webroot SecureAnywhere が原因でした。
しかし、デスクトップ画面が表示されてから、約5分でフリーズするので、そう簡単には削除はできませんでした。
そのために、パソコンの常駐プログラムやスタートアッププログラムを msconfig(システム構成)で確認して、解除してよいプログラムとそうでないプログラムの切り分けを行い、少しでも動作を軽くした後に、Webroot SecureAnywhereを削除しました。
その後、再起動を何回か繰り返し、フリーズしないことを確認しました。
パソコンのフリーズの原因切り分けは少々難しいものです
パソコンがフリーズする、応答なしになる、固まるという症状の原因を調べるというのは、少し難しいものなのです。
それは、ハードディスク(記憶装置)が壊れかけている時にも発生する症状なんです。
ハードディスクという記憶装置が、機械的に壊れているのか?
それともWindowsというソフトが壊れているのか?
あるいは、パソコン起動後に裏で動くいろいろなアプリケーションが原因なのか?
その判断がなかなか難しいのですが、今回、ハードディスクも診断しましたし、常駐プログラムなども調べました。
その結果、先ほどのWebroot SecureAnywhereをアンインストール(削除)しましたら、その後は、フリーズ(固まる)ことはなくなりました。
Webroot SecureAnywhereというセキュリティーソフト自体は、悪いものではないとは思いますが、すでにセキュリティーソフトとしての有効期限も切れておりましたので、削除したあとは、お客様がご契約のインターネット回線は、J-COMでしたので、「マカフィー for ZAQ」という J-COMユーザーが無料で使えるセキュリティーソフトのご案内を行わせていただきました。
そして、Windows Update(Windowsの更新)のこともお教えさせていただきまして、一年に一度ぐらいしか使われない場合でも時々、パソコンを起動して、Windowsの更新だけは行っていただいた方がよいですといういうことを実際に手順をお教えさせていただきました。
パソコンが軽快に使えるようになって、そして、今後、気をつけていただくこともお教えさせていただきまして、「今年は年賀状作成をあきらめた方がいいのかと思っていたけど、すぐに直してもらって本当にありがとうございました。」と大変お喜びいただけました。
パソコン修理・設定
エヌシーオー京都
私、西村が担当させて
いただきます
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