NASや外付けハードディスクで多い「バックアップの勘違い」|実は守れていないデータの話

この記事で分かること
- NASや外付けハードディスクでよくあるバックアップの勘違い
- RAIDが「バックアップではない」理由
- データが消える前に考えておくべきポイント
- 難しくしすぎない、現実的なバックアップの考え方
パソコンやNASのトラブル相談を受けていると、「それはバックアップだと思い込んでいただけなんです」というケースに何度も出会います。
データは目に見えないため、普段は問題なく使えていると「大丈夫だろう」「今まで平気だったから」と、つい後回しにされがちです。
しかし、実際にトラブルが起きた瞬間、その“思い込み”が大きな問題になることがあります。
よくある勘違い① NASに入れているからバックアップできている
これは最も多い勘違いです。NASは複数のパソコンから同じデータにアクセスでき、データをまとめて管理できる便利な機器です。
そのため、仕事のデータをすべてNASに集約し、各パソコンの中にはほとんどデータを置いていない、という運用をされている方も少なくありません。
重要
NASに保存しているだけでは、バックアップにはなりません。
NASもハードディスクが入った1台の機械にすぎません。電源や基板、ハードディスクのどれかが故障すれば、突然すべてのデータにアクセスできなくなる可能性があります。
よくある勘違い② RAIDを組んでいるから安心
次に多いのが、「RAIDを組んでいるからバックアップはいらない」という誤解です。特にRAID1(ミラーリング)を使っているケースでよく見られます。
RAID1は2台のハードディスクに同じデータを書き込む仕組みで、1台が故障しても使い続けられるというメリットがあります。
重要
RAIDはバックアップではありません。
誤ってファイルを削除した場合や、ウイルス・ランサムウェアに感染した場合、その被害や操作は2台のハードディスクに同時に反映されます。RAIDは「壊れにくくする仕組み」であって、「過去に戻れる仕組み」ではありません。
よくある勘違い③ 外付けハードディスクがあるから大丈夫
外付けハードディスクを持っているだけで安心されている方も多いですが、実際には「最近バックアップを取っているか」が重要です。
昔一度バックアップしたまま、その後まったく使われていない外付けHDDでは、いざという時に必要なデータが入っていないケースが非常に多く見られます。
重要
バックアップは「あるか」ではなく「使っているか」が大切です。
よくある勘違い④ データは消えても何とかなる
トラブル前は「また作り直せばいい」と思われがちですが、見積書や請求書、設計データ、写真、メールの履歴などは、一度失うと完全に元通りにすることはできません。
特にメールは、過去のやり取りやフォルダー構成ごと消えてしまうと、業務への影響が非常に大きくなります。
よくある勘違い⑤ 壊れてから業者に頼めば何とかなる
データ復旧は必ず成功するものではなく、費用が高額になることや、時間がかかることも少なくありません。復旧できないケースも確実に存在します。
重要
バックアップがあれば、そもそも復旧作業は不要になります。
まとめ|一番大切な考え方
バックアップで一番大切なのは、データが1か所にしか存在しない状態を作らないことです。
NASがあるから、RAIDを組んでいるから、外付けHDDがあるからと安心せず、「今この瞬間に壊れたらどうなるか」を一度考えてみてください。
少しでも不安を感じたら、それは見直しのタイミングです。分からない段階からでも、状況を整理するところから相談していただいて構いません。

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