京都市伏見区のお客様/NASバックアップが止まった原因と復旧方法|Buffalo NASの事例

 

京都市伏見区のお客様からNASバックアップ停止のご相談

京都市伏見区にお住まいのお客様から、「パソコン修理 京都」で検索して当方のホームページをご覧いただき、NASのバックアップトラブルについてご相談をいただきました。
ご家庭とお仕事両方の大切なデータを、バッファロー製のNASにまとめて保存されているお客様でした。

お使いの機器は、BuffaloのNASが2台。
1台はメイン用として「ファイルサーバー」という名前で運用され、もう1台はバックアップ用として「バックアップ」という名前で使われていました。
毎晩深夜2時に、メインNASからサブNASへ自動的にバックアップが取られるように設定しておられました。

ところが、ある時期からバックアップが止まってしまい、気がついたときにはサブNASのデータが古いまま更新されていない状態だったとのことです。
メインNASにはすでに約1.5TBものデータが保存されており、「このメインNASにしかデータがない」という状況になっていたため、とても不安なお気持ちでご相談くださいました。

京都市伏見区やその周辺でも、写真や書類、仕事のデータをNASにまとめているお宅は増えています。
しかし、今回のようにバックアップが止まっていても日常の動作には影響が少ないため、トラブルが表に出にくいのがNASバックアップの怖いところです。

 

伏見区のお客様のNASとパソコン環境

まずは、京都市伏見区のお客様宅の環境を整理しました。
パソコンはデスクトップパソコンとノートパソコンの2台構成で、どちらもインターネット回線と無線ルーターを経由してNASにアクセスする形です。

今回のご相談時点では、デスクトップパソコンが故障していて電源が入らず、NASの状態確認にはノートパソコン(Windows11)を使用しました。
ノートパソコンからは、メインNAS「ファイルサーバー」もサブNAS「バックアップ」も、共有フォルダーを開いて中身を確認することができました。

一方で、以前お使いだったデスクトップパソコンでは、「\\192.168.1.xxx にアクセスしようとすると拡張エラーが発生しました」というエラーが出ていたとのことです。
このような症状があると、「NASが壊れているのではないか」「サブのNASが故障したのではないか」とご心配される方も多いと思います。

しかし、ノートパソコンからは問題なくアクセスできていたため、ハードウェアとしてのNAS本体が故障している可能性は低く、パソコン側の設定や認証周りに問題があると考えられる状況でした。
京都市内でも、「パソコン設定 京都」「ネットワーク設定 京都」でご相談いただくトラブルの多くが、このように設定や資格情報が絡んだ内容です。

 

バックアップが止まっていた原因とは

NASバックアップが止まる原因としては、SMB(ファイル共有の方式)の違い、IPアドレスの変更、アクセス権限の問題など、いくつかの候補があります。
しかし今回の右京区のお客様のケースでは、結果的にSMBそのものが原因ではなく、Windowsの資格情報(認証情報)の不整合がきっかけになっていた可能性が高いと考えられました。

ノートパソコンからは、メインNAS「ファイルサーバー」にも、サブNAS「バックアップ」にもアクセスできていましたが、NAS Navigator2で確認したところ、バックアップジョブは「エラー状態」のまま停止していました。
メイン側の容量が約1TBあるのに対して、サブ側の容量は明らかに少なく、一定の時期からバックアップが取れていなかったことが容量差からも分かりました。

さらに、Windowsの「資格情報マネージャー」を開いてみると、サブNAS「バックアップ」に対するIPアドレスやログイン情報が正しく登録されていなかった形跡がありました。
資格情報を正しいIPアドレスで再登録してあげると、サブNASの共有フォルダーがきちんと開けるようになり、NASの管理画面にも問題なくログインできる状態に戻りました。

このように、NAS同士のバックアップが止まっている場合でも、原因がNAS本体ではなく、
・Windows側の資格情報
・アクセス権の設定
・バックアップジョブの停止
といった「設定まわり」にあることは少なくありません。
京都市内でも、「パソコン修理 京都」というキーワードでお問い合わせいただくトラブルの中に、実はこうしたネットワーク設定や認証エラーが隠れているケースがよくあります。

 

バックアップ復旧の具体的な流れ

今回の京都市伏見区のお客様のNASバックアップは、次のような手順で安全に復旧することができました。

まず、BuffaloのNAS Navigator2をノートパソコンにインストールし、
メインNAS「ファイルサーバー」とサブNAS「バックアップ」の両方が正しく認識されているかを確認しました。
ここで、2台のNASの名前とIPアドレス、使用容量を見比べることで、「どちらがメインで、どちらがサブか」を改めて整理することができます。

次に、WebブラウザーからNASの管理画面にアクセスし、adminパスワードでログインしました。
メインNAS側の設定画面では、バックアップの「元」として「ファイルサーバー」、そして「先」として「バックアップ」が指定されており、毎日深夜2時にスケジュール実行される設定になっていることを確認しました。

サブNAS側については、一度Windows資格情報でIPとユーザー情報を登録し直した上で、管理画面にログイン。
バックアップ用のフォルダーとして「test」などのテスト用フォルダーを作成し、そこに対して「今すぐ実行」でバックアップを試してみました。

数分待ってからサブNASの管理画面とNAS Navigator2で容量を確認すると、使用量が少しずつ増えていることが分かりました。
これは、メインNAS「ファイルサーバー」からサブNAS「バックアップ」へ、実際にデータコピーが行われている証拠です。
ランプの点灯状態や、管理画面のステータス表示も「実行中」となり、バックアップの再開を目で見て確認することができました。

メインNASには約1.5TBのデータがあり、すべてのバックアップが完了するには7〜10時間程度かかる見込みでしたので、夜間に実行して、翌日に結果を確認していただく形となりました。
このように、バックアップの「方向」が正しく設定されていることを必ず確認した上で、手動実行から様子を見ていくのが安全な復旧手順です。

 

さらに安全のために外付けハードディスクで三重バックアップ

今回の伏見区のお客様の場合、メインNASに約1.0TBのデータが集中しており、一時的に「そこにしかデータがない」状態になっていました。
サブNASへのバックアップが無事に再開できたとはいえ、万が一2台のNASが同時に故障した場合に備えて、さらにもう一段階上の安全策を取ることにしました。

そこで、新たに4TBのUSB外付けハードディスクを追加でご用意いただきました。
この外付けハードディスクは、まずパソコン(ノートPC)に直接USB接続し、NTFS形式のまま利用します。
メインNAS「ファイルサーバー」の共有フォルダーに入り、そこに保存されているデータを、ドラッグ&ドロップで外付けHDDへ丸ごとコピーしていきます。

1.0TBという大容量のコピーには時間がかかりますが、夜間にコピーを開始しておけば、翌朝には完了しているケースがほとんどです。
コピーが終わったあとで、外付けHDD側のフォルダー容量や中身を確認し、メインNASと同じデータがきちんと保存されていることを目視でチェックします。

こうすることで、
・メインNAS(ファイルサーバー)
・サブNAS(バックアップ)
・USB外付けハードディスク(パソコン接続)
という三重のバックアップ体制が整います。
万が一、京都市伏見区のお客様宅でNAS本体にトラブルがあっても、USB外付けHDDがあれば新しいNASやパソコンにデータを戻すことができます。

将来的には、このUSB外付けHDDをメインNASの背面USB端子につないで、NAS側からの自動バックアップ先として使うことも可能です。
ただし、その場合も「いきなり大事なデータが入ったHDDをNASに挿す」のではなく、
一度パソコン側でバックアップを取ってから、NAS用にフォーマットして使うなど、段階を踏んだ運用が安心です。

 

京都市伏見区でパソコン修理やパソコン設定にお困りの方へ

今回の京都市伏見区のお客様のように、NASのバックアップトラブルは、普段のパソコン操作には影響が少ないため、発見が遅れがちです。
「パソコン修理 京都」「パソコン設定 京都」「伏見区 パソコンサポート」などでお調べいただく多くのご相談の中でも、バックアップとデータ保護のご相談は年々増えています。

デスクトップパソコンやノートパソコンの不調だけでなく、
・NASのバックアップが止まっていないか心配
・外付けハードディスクへのバックアップ方法が分からない
・Windows11への買い替えを機に、データの整理とバックアップを見直したい
といったご相談にも、現地訪問や遠隔サポートで対応させていただいております。

京都市伏見区をはじめ、京都市内でパソコン修理やパソコン設定、NASバックアップやデータ保護のことで不安なことがありましたら、お一人で悩まずにぜひ一度ご相談ください。
お客様の今の環境と、ご予算、ご心配な点をお伺いしながら、無理のない形で「安心できるバックアップ体制」を一緒に考えていきます。

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