【京都のパソコン修理屋】京都市東山区パソコン修理事例 NECノートパソコン Windows７立ち上がらない状態からのデータの取り出し

2017年3月25日 2019年6月2日

西村淳（あつし）

データ復旧のご依頼京都市東山区のお客様

京都市東山区のNECのノートパソコンで、Windows７のパソコンをお使いのお客様からのご依頼で、起動しないパソコンからのデータ復旧のご依頼をいただきました。

パソコンの症状

お電話でご相談の際に、パソコンの状態を詳しくお聞きしました。そのパソコンが起動しない状態というのが、電源投入後、メーカーのロゴマークは出るが、Windows７が起動しない。

NECのメーカーのサポートの人から教えてもらったセーフモードなどを試そうにもキーボードのキーが一切受け付けしない。キーを押しても反応しない。

なにかのキーを押した途端に音が。短音ではなく、長音でピーピーピーピーピーピーと繰り返される。

メーカーでは、修理はできると言われたが、「データが消える可能性があります。」と言われるので、大切なデータが消えては困るので、データの取り出しをお願いしたいというご依頼です。

本当は、データを消す必要がない修理ではデータを消すことは行わないのです。

たとえば、今回の事例であれば、マザーボードという部分、もしくは、キーボードの交換の修理であれば、データが入っているハードディスクの交換ではないので、データが消えることはないのですが、パソコンをメーカーに送る途中で、なにかのきっかけでデータが消えても責任は取れないので、事前に、「データが消えても構いません。」という同意がないと修理に預かれないことになっています。

データ復旧作業内容

まず、診断していく中で、外付けのキーボードを指してみますと、認識はしますが、同じく、長音でピーピーピーピーピーピーと繰り返される。

そして、メモリ異常を疑い、２枚のメモリを入れ替えたり、一枚外したり、こちらが手持ちのメモリに差し替えてみましたが、変化なし。

そこで、本来のご依頼の内容のデータ取り出しに取り掛かります。

まずは、会計ソフトのデータやExcelやWordなどで作成した文書関係、写真などのデータがすぐにでも必要だということでしたので、内蔵のハードディスクを取り出し、そして、そのハードディスクを専用ケースに入れて、別のパソコンに接続して、認識することを確認。ハードディスクの診断ソフトでは、ハードディスクには異常がないことを確認。

パソコンは、キーボードの故障か、もしくは、マザーボードの故障の可能性で、メーカー保証の期限が切れており、家電量販店の延長保証も加入されていなかったために、修理だと費用もかかるために、パソコンも早急に必要だということでしたので、買い替えされることをお決めになられました。

そういう事情なので、データに関しては、量が非常に多かったので、その場で、お客様持参のUSBメモリなどに入る容量ではないですし、コピーする時間も非常にかかることが予想されたため、その内蔵ハードディスクを上記のような専用ケースに入れた状態でお客様にお渡ししました。